初めての遺品整理
Beginner's Guide

初めての遺品整理法的手続きと片付けの実践

遺品整理を円滑に進めるためには、「法律面での権利・義務の整理」と「物理的な物の整理」を並行して行う必要があります。

Section 02

【具体的な片付け編】進め方と陥りやすい落とし穴

物の整理は「時間・予算・体力」のバランスを見て、3つのパターンから選びます。

3つの進め方比較

方法特徴メリットデメリット
自分でやる (DIY)費用は処分費のみじっくり偲ぶことができる終わりの見えない疲労
業者に丸投げ短期間(1〜2日)で完了精神的・体力的負担が最小費用が高額(数万〜数十万)
業者にスポット依頼重い物や処分困難物のみ外注納得感と効率を両立できる事前の仕分けに時間がかかる

注意すべき特殊な遺品

デジタル遺品

スマホの解約、SNSの削除、サブスクの停止など。パスワードが不明な場合は早めに専門業者へ。

「タンス預金」の捜索

本の間、着物の裏地、仏壇の奥など。気づかずに捨ててしまう「廃棄損」を防ぎましょう。

遺品整理で直面する「5つの盲点」

1

デジタル遺品

スマホのロック解除、サブスク(月額サービス)の解約、ネット銀行の確認が必要です。

2

隠れた資産(タンス預金)

封筒に入った現金が、衣類のポケット、本の間、冷蔵庫の奥などから見つかることがあります。

3

処分困難物と供養

消火器や金庫などは自治体で捨てられないことが多いです。仏壇や人形は「お焚き上げ」を検討します。

4

親族間の感情対立

「勝手に捨てた」というトラブルを防ぐため、写真は共有して合意を取りながら進めましょう。

5

近隣への配慮

搬出時の騒音、エレベーターの占有、放置空き家の害虫・悪臭対策が必須です。

Section 03

【業者選び編】後悔しないための3つのチェック

1

遺品整理士の在籍

専門知識と倫理観を持つ「遺品整理士」が在籍しているか確認しましょう。

2

廃棄物処理の適正さ

一般廃棄物収集運搬業許可の保有、または許可業者との提携が明確か確認します。

3

損害賠償保険の加入

搬出時に壁や床を傷つけた際のトラブルに備え、保険加入の有無を確認しましょう。

Action

まず最初に行うべきアクション

1

重要書類の捜索

遺言書、通帳、保険証券、不動産権利証を確保する。

2

期限の確認

賃貸なら退去日、不動産があるなら3年の登記期限を意識する。

3

30分だけ手を動かす

どこか一箇所(引き出し一つなど)を片付けてみて、自力で可能か業者を呼ぶべきかを判断する。

💡

まとめ:一歩ずつ、納得できる形へ

遺品整理に「正解」はありません。しかし、法的な義務を怠らず、物理的な整理を無理のないペースで進めることで、必ず心に踏ん切りがつく時が来ます。

一人で抱え込まず、必要であれば専門家や業者の手を借りることは、故人との最後の大切な時間を守ることにも繋がります。まずは無料相談などを通じて、最初の一歩を踏み出してみましょう。

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